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Pet illness動物の病気

眼瞼内反(症)

>>>猫の眼瞼内反(症とは?

眼瞼内反(がんけんないはん)とは眼瞼縁(まぶたのヘリ)が内側(眼球側)に反転してしまうことです。眼瞼内反は悪化に伴って「まぶた」の外側の毛の生えている皮膚眼球側に巻き込まれ、角膜などに与える刺激が病的なレベルに達したまま戻らない状態になってしまいます。

眼瞼内反の原因は発育異常や、眼瞼内反を誘発しやすい構造を持つ猫、何らかの目の病気に続いて起こるものなど様々です。眼瞼内反をおこしやすい猫腫としてペルシャが代表的ですが、その交配種であるヒマラヤン、それらの雑種でも発生頻度は高いと考えられます。もちろん雑種日本猫にも時折みられるものです。

下の写真は両側に眼瞼内反がみられた猫の写真です。右下写真の矢印先の下眼瞼全体に眼瞼内反が見られています。眼瞼内反が起こると瞼の内側の粘膜と触れ合っていた角膜表面が皮膚と被毛に直接接触して強い刺激を角膜に生じて涙が止まらなくなります。目から溢れた過剰な涙が周囲の毛を濡らしている様子がお分かりでしょうか?

眼瞼内反.JPG DSC_1614.JPG

 

>>>猫の眼瞼内反(症の症状は?

軽度の眼瞼内反では刺激による過剰な涙による流涙症と刺激による不快感ですが、より刺激が強い時には持続的な痛みが生じて、結膜角膜には炎症が起こります。皮膚被毛の刺激による角膜外傷により角膜糜爛(びらん:表面がざらざらになるような変化)や潰瘍(かいよう:穴が開くような変化)が生じた場合、非常に強い痛みを生じます。それを掻いたりこすったりすることで目全体に自己損傷を起こして悪化させてしまうこともあります。

 

>>>猫の眼瞼内反(症の治療は?

痛みの軽減が優先されます。持続する痛みは不快感だけではなく、眼瞼痙攣脳神経のひとつ、三叉神経への悪影響を引き起こし、さらなる眼瞼内反の悪化を招くほか、目を気にして角膜損傷をより悪化、長期化させてしまいます。痛みをより悪化させる結膜炎角膜炎がある場合にはそれらの対症療法も必要です。

軽度のものでは検査用点眼麻酔薬症状を軽減、消失させることができます。痛みによる眼瞼痙攣がそれほどひどくなければ点眼薬により症状の軽減が可能です。症状慢性化して角膜炎角膜糜爛潰瘍などの角膜損傷が繰り返し起こるようであれば、苦痛を取り去って生活の質のを改善し、猫においては角膜黒色壊死症などのさらなる角膜損傷の複雑化を防止するため、外科手術を考慮します。

手術は左写真のように伸びてしまった皮膚とその下の眼輪筋を同時に切除して、右写真のように縫合して外向きの引っ張り力が眼瞼にかかるようにします。黒い眼瞼縁(眼瞼のヘリ)が見えるようになっているのがお分かりでしょうか?

DSC_1498.JPG DSC_1499.JPG

もう一例の眼瞼内反手術後の写真です。切除する皮膚は内反の程度に応じて様々な幅と長さで調節します。

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下は手術前後の写真です。右下の手術後は眼を大きく開けられるようになり、目周りの汚れがなくなりました。

眼瞼内反.JPG DSC_2086.JPG

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文責:あいむ動物病院西船橋 病院長 井田 龍

2016.03.01

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