医療用酸素の工事

医療用酸素の設備工事を実施いたしました。

医療用酸素は、手術をはじめとして入院や様々な処置などに欠かせません。動物病院が機能する上でまさに生命線、ライフラインともいえるものです。医療用酸素は下の写真のように酸素ボンベに容れられたかたちで酸素取扱業者さんから納品されてきます。
当院で納品されるボンベには1本7000リットルの100%純酸素が詰まっています。

酸素ボンベには幾重にも弁やバルブがついており、これにより施設内への酸素の供給量をコントロールいたします。ボンベから出た酸素は、その強い圧力に耐えられる銅製の特殊なパイプを通って酸素供給が必要な手術室入院室診察室などに分配されます。

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当院では、開院より患者様の増加に合わせて通常の使用量よりも余裕のある酸素の供給を行うべく、その都度設備を更新してまいりました。2011年の東日本大震災の時には酸素供給網が一時的にストップしてしまったのはまだまだ記憶に新しいことです。

この度、さらなる使用量の増加がみこまれることと、それに対応する予備力の確保が必要になったため、病院内の配管工事と合わせて酸素の供給能力を大幅に増やす工事を行いました。

これにより医療用酸素の備蓄を56000リットルと従来より倍増させて、災害や何らかの原因で供給が絶たれても2週間以上の稼働に耐えられる、余裕のある設備となりました。

酸素ガス工事.jpg

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