新しい生体情報モニタ

このたび、当院に新しい機種が導入されましたので、そのご紹介も兼ねまして生体情報モニタ(以下、生体モニタ)とはどういう医療機器であるのかということを書いていきたいと思います。

生体モニタという装置は体に起こるさまざまな変化を示す多くの指標を測定し続け、医療従事者への注意喚起を目的としてその変化を表示し続ける装置です。
よく医療ドラマなどの手術室などで、ストーリーの切迫性を暗示させるような場面でよく舞台装置として登場しますので、誰しも既視感のある医療機器のひとつといえるのではないでしょうか。
生体モニタは患者さんの状態を継続的に監視するために医療現場ではなくてはならない医療機器であり、それは動物病院にとっても同様です。

生体モニタの測定は脈拍(心電図)血圧酸素飽和度(≒血液中の酸素量)、体温など多岐にわたります。
手術時にはこれらに加えて二酸化炭量カプノグラム(呼吸波形)、麻酔濃度などの麻酔を安全に行う上での指標がさらに加わり、患者さんの安全のために働き続けます。

今回導入した生体情報モニタは写真右側の機器です。多くの情報が一画面に表示されて体の状態変化とともに逐一更新されていきます。より安全な手術治療のためにこうした機器の使用が日々活躍しています。

生体モニター.JPG

>日本光電 動物用モニタ
 BMS-3592 ライフスコープVS

AIM ANIMAL HOSPITAL NISHIFUNABASHI
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