コロナウイルス感染症での外出制限、厳戒態勢の最中の令和2年4月7日夜半から8日にかけての雲ひとつない快晴の元、「スーパームーン」をみることができました。
スーパームーンとは、”いつもより明るい満月”のことです。月は地球の周りを楕円軌道を描いて回っており、地球と月の距離は何万キロというレベルで変動しています。つまり、この現象は月が地球に近い位置で”満月”となった時に生じます。
今回のスーパームーン、すなわち地球と月との距離が最も近くなるのは4月8日の午前11時35分です。今回はそれが昼間に起こりましたので、最大の満月の瞬間を見ることができません。
日本で観測できたスーパームーンは7日夜半〜8日の”日の出”前、昼を挟んで8日の”日没後”の満月です。
下の”白い満月”の写真が4月7日深夜3時、”オレンジ色”の方が4月8日、日没後の夜7時のスーパームーンの写真です。どちらもほぼ同じ大きさでとても明るい満月でした。
※月の色が違うのは空に登り切った満月と月の出直後の満月の色の違いです。
ここ数ヶ月余りで世の中がすっかり変わってしまいました。
自然現象は人間社会の都合などお構いなし、何が起ころうがまるで何事もなかったように繰り返していきます。
こうした人の手の遥か彼方の現象を見る度に、大自然の前で感染症ひとつで右往左往する我々人間の小ささを否応なく思い知らされます。。。
とにかく世の中が早く、今まで通りの平穏な生活を取り戻せますように願って止みません。。。
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当院の過去ブログにスーパームーンの詳しい説明がありますのでご興味のある方は是非どうぞ。
>スーパームーン2018