■ 当院では外部の専門獣医師を迎えて、月一回の循環器専門診療を行っています。
2025年1月より、循環器科の担当獣医師の変更がありました。
これを機に犬・猫の循環器疾患が持つ多様な症状や重症度に応じて、より適切な対応とご提案をを行えるよう診療の見直しを行っています。
充分な診療時間・検査時間の確保など、受け入れ体制をより充実させました。心臓超音波検査だけではなく、より包括的に診断治療が実施できるように診療内容を改善しています。
~ 担当医のご紹介 ~
■ 草刈 雄登
麻布大学獣医学科卒業(内科学第二研究室)
麻布大学小動物外科学研究室 博士課程 在学

■ ごあいさつ
循環器内科を担当しております草刈と申します。
大学卒業後、動物病院で勤務している際に循環器疾患に興味をもち、現在では循環器疾患に特化した診療を行っております。
循環器疾患は主に心臓の病気を指し、わんちゃんであれば僧帽弁閉鎖不全症、ねこちゃんであれば肥大型心筋症が最も多く見られる病気です。心臓は肺や腎臓、甲状腺などの臓器とも密接に関わっており、1人として同じ状況の子はいません。
また、心臓病の治療では生涯にわたって薬を飲むことが多いため、今後の生活の質に大きな影響を与えます。
そのため、患者さん1人1人に対して適切な診断と治療を行う事が最も重要であると考えております。
獣医師に心臓に雑音が聞こえたと言われたことがある方、今飲んでいる薬は適切かどうか心配な方はもちろん、咳など症状がある方、また、「最近元気がない」、「睡眠パターンの変化」など日常の変化が気になる場合など、お気軽にご相談下さい。