無視をしてまず起こる問題

しつけ方について悩んだ時、ほとんどの方はトレーナーに相談する前にまずネットやしつけ本などで自分で調べて試してみるんじゃないですか。

そうして、ちょっとでも勉強したことがある方なら必ず目にする言葉。

 

それは「 無 視 」です。

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吠えを止めさせる為にも、トイレの失敗にも決まって出てくる方法です。

自由に吠えさせてあげられたら、いつも広いスペースで走り回らせてあげられたらそんなトレーニングも必要無くなるのかもしれませんが、住宅街や集合住宅などで暮らしている今のわんちゃんの暮らしではどうしてもある程度の諦めや我慢は必要になってきます。

いつまでも期待させ続けてしまうのはかわいそう、期待するストレスを取ってあげることが結果ストレスフリーな生活に繋がります。

期待を取る時によく出てくるトレーニング方法が無視になります。

今回はその無視をした結果、何が起こるか考えていきましょう。


例えばこんな時あなたならどうしますか?

 

自分の犬を呼んだけど来てくれない時

おすわりって言ったけど座ってくれない時

 

来てくれなかったり座ってくれない時、「名前」や「おすわり」を繰り返し言い続けてしまうことありませんか?

 

「おすわり、………… おすわり!おすわり!!」

 

見方を変えると犬に指示を無視されているってことですよね。

そしてそんな時、伝わらない指示の言葉を連呼してしまう。

 


 

犬も同じです。

吠えなどを無視された時、まず考えるのは吠えを強くすることです。(いつもだったら振り向いてくれるのに、おかしいな?もっと強く呼ばないと振り向いてくれないのかな?)

 

しつけを始めて、無視をしても全然良くならなかった、それどころか、ひどくなったように感じる。

そこで諦めてしまった方は、ただストレスをかけて状況を悪化させてしまいます。

 

無視をされて(期待した結果が得られなくて)諦める前は必ず頑張ります!

頑張って頑張ってそれでもダメだった時、はじめて諦めるという選択肢が生まれます。

 

頑張って頑張って(吠えて、吠えて)努力が報われると、その時は努力を覚えます。

 

無視はとても強いストレスをかける方法です。ストレスをかけて諦めさせるトレーニングをするのだから、そんなことも想定して場合によっては最後までしっかり無視をし続ける。

それが無駄に混乱させない優しいトレーニングにもつながります。

また無視はしつけ方の一つにすぎません。行動には必ず原因があります。無視する必要があるのかをしっかり考えた上でおこなうようにしましょう。

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~まとめ~

無視を使う時は頑張りがくることを覚えておく。

(※無視はしつけ方の方法の1つにすぎません。)

 

HAVE A DOG TIME!

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しつけ方インストラクター 

一般社団法人 家庭動物共生教育支援フォーラム 監事

ABOUT DOGS 代表 佐々木 健太
080−2054−1231
https://www.ab-dogs.com

 

AIM ANIMAL HOSPITAL NISHIFUNABASHI
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